私が会社を辞めた理由
ある方の体験談です。
私は大学卒業後、旅行代理店のカウンター業務に3年ほど従事していた。
学生時代より旅行が好きで、仕事にすることで旅行がたくさんできると考えていたが、大間違いだった。
毎日残業続きで帰宅が23時ごろ。疲れが取れず休日は旅行どころか普通に買い物するのも大変な状況であった。
もちろんプライベートの旅行は夢のまた夢である。
特に夏休みの書き入れ時は代理店にお客様が殺到し、捌いても途切れず体力的に疲弊した。
また、海外旅行の手配に関しては、パスポートに記載している名前のスペル、
パスポート失効日など間違うと、搭乗できないという大事故につながるため、細心の注意を払う必要があり精神的にも披露した。
コロナ禍前の話なので、現在は状況が異なると思われるが。
一番辛かったのが、毎日残業続きにもかかわらず、
上司が勤務時間を改ざんしていたことだ。
これは、私だけではなく当時勤務していた社員全員にである。
今思うと、100パーセント法律違反である。
労働基準監督署に相談した同僚もいたが、
シフト勤務のため全員で団結し行動を起こすことができず、うやむやになった。
仕事がハードなうえに報われないことに、少しずつ私の心身が蝕まれていった。
そしてとうとう限界点に達し、病院のお世話になった。
これ以上仕事を続けることが不可能となり、退職することとなった。
サービス残業に懲りた私は給与や好きな仕事よりも、勤務時間、残業など待遇面を重視するようになった。
心と体あっての仕事だと思う。
ここまで。
仕事とプライベートの適切なバランスとは?
仕事とプライベートの割合は、人それぞれで異なります。一般的には、仕事とプライベートのバランスがとれていることが望ましいとされています。仕事が忙しすぎるとストレスや疲れがたまり、プライベートが少なすぎると人間関係や健康に影響することがあります。
ですので、適切な割合は個人差がありますが、週に数日はプライベートの時間を確保することが大切です。また、仕事とプライベートのバランスをとるために、仕事中に休憩を取ったり、ストレスを緩和する方法を見つけることも大切です。