しかし、この行動は本当に経済的な節約と言えるでしょうか?
時には自己満足でしかない“節約”行動をしていて、その結果として逆に無駄遣いしてしまう場合があるのです。節約とは、我慢しすぎず、かつ不必要な支出を適切に抑制することが基本。人間には無理を続ける力は限られていますし、抑制が反動となり衝動買いに繋がってしまうこともあります。
そこで、無駄な節約を回避するための4つの方法を紹介します。
・安価な食材だけを使った食事 節約の一環として、もやしや豆腐、鶏むね肉などの安価な食材ばかりを使うことは一見効果的に見えます。しかし、単一の食材に偏った食事は飽きが来てしまいますし、栄養が偏ることにより健康を害する可能性もあります。節約を目指す過程で健康を損なっては元も子もありません。美味しくバランスの良い食事を楽しむことも重要です。
・衝動買いによるストレス発散 節約をしすぎて、反動で無駄遣いをしてしまうというパターン。自己抑制が爆発して大量のお酒を買い込んでしまった経験もありますが、それは節約の意味をなくしてしまう行為です。ストレスが溜まると無駄遣いに走りがちなので、適度にストレスを発散することも大切です。
・過度な光熱費の節約 光熱費の節約は必要な範囲内であれば有効ですが、過度になるとストレスを感じる原因になります。実際に光熱費を過度に節約しても、その結果得られる金額は数百円程度です。そのため、適切な範囲での節約を心がけるべきです。
・節約の基本は無理をしないこと お金を貯める人は、無理せず、自分に合った節約術を用いています。ストレスを溜めずに節約をすることが、本当の節約に繋がります。
まとめ
食費を削るためだけの安い食材を使うのはNG。健康に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・節約によるストレスで衝動買いをするのは避けるべき。無駄遣いに繋がります。 ・光熱費の節約は適度に。過度な節約はストレスの原因となります。 ・節約の基本は無理をしないこと。ストレスを溜めずに節約することが、真の節約に繋がります。
節約の真髄は、どうやって自分の欲求を満たしながら出費を抑えるか、にあります。無理せずに、楽しみながら節約をしていきましょう。